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スポーツ駆け込み寺のブログ

地元で輝いていた選手 それでもプロになれない、なぜ? 

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私はもう社会人ですが、中学時代、同じ部員でとんでもなくうまい選手がいました。

高校でもサッカー部でレギュラーになったものの、その後はプロになれず、普通に働いていました。

私の中学サッカー部もそれなりに強く、高校も強豪サッカー部でした。

彼のような存在でもプロになれないと考えると、自分の子供がプロサッカー選手になりたいと夢を持たれた時、保守的な思考になってしまいます。

あんなにうまかった選手でもプロになれないなんて‥

プロって、そこまでの差があるのでしょうか?

勿論、運もあるとは思いますが、ここだけはアマチュアとは比較にならないくらいすごい!のような要素があれば、知りたいです。

もしかすると、プロアスリートに共通するものなのかもしれませんが‥知りたいです。

  • 松ヶ枝 泰介 元サッカー選手

    こんにちは。
    僕は元サッカー選手で、現在は少年団で指導をしています。
    コメンテーターの方々のコメントを見てから書いておりますので、ちょっと違った目線で書きますね!
    プロになれるか?なれないか?
    もちろん色々な要素がありますが、人に好かれる才能が大事だと思います。
    技術がある、足が速い、背が高いなど選手はそれぞれ特徴があります。
    逆に、選ぶ側の人間にも好みはあります。
    プロになる前のカテゴリーの監督含めた指導者にも好みがあります。
    選ぶ側の人間も人なので、所属元の指導者に悪く言われる選手は選びにくいですよね!
    気になる選手が良く言われたら、やっぱり良いよねと思うでしょう!
    では、どういう選手が好かれるのでしょうか?
    僕自身指導者ですが、話を聞く選手や言われたことをやってみる選手、結果を出す選手、チームが苦しい時間に頑張れる選手が好きですね。あと、普段の何気ない会話に愛嬌があったり挨拶をしっかりする選手も好きですね。
    逆に悪い方で気になる選手の特徴は、ミスを人のせいにする、準備が遅い、周りの選手の練習を邪魔するなどです。それによく練習を休む子も理解が遅れる分練習などの進行が遅れるので扱いづらいかなと思います。
    自分も意識はした事ないですが、好かれる才能は大事かなと思いました。

    2024.03.22

  • 岸 竜太 スポーツトレーナー・鍼灸師・柔道整復師・GKコーチ

    こんにちは!育成年代でスポーツトレーナー活動や指導者として活動している観点からお話ししていきます。
    私自身もプロではなかったですが、プロになった選手と練習をしたりプロチームと試合をしたこともあります。そして、指導者として関わりながら何人もプロになる選手を見てきましたが、この選手はプロになる!と思っていてなる選手もいますし、あの選手がプロになったのかという人も見受けられます。
    一概にどの要素とは言えないですが、一つ飛び抜けている能力は必要かなと思います。
    例えば、「50m5.6秒で走れます。」これだけでも、プロのスカウトからは注目される可能性が高くなります。
    ただ、これはプロに入ることが前提のお話しなのでプロになってからはどうなるかは分かりません。
    プロになる=活躍する
    とは限らないのがプロの世界です。
    なので、活躍することを考えると「当たり前のことを当たり前にやり続ける」ことではないのかなと思います。
    メジャーリーガーの大谷選手も、睡眠を多くとるとか外食しないなど色々言われてますがこれって当たり前のことですよね。
    大人になると色々と誘惑があるので、気づいたらその誘惑に負けてしまい外食をして夜更かしをして、お金が手に入れば遊んでしまう。子供だったら、スマホをすぐ見て寝るのが遅くなるなど。本当に大切なものが見えなくなります。
    なので、人より秀でる才能+αで当たり前のことを継続することが活躍する要素なのかなと感じます。
    これは、私もできていない事がよくあるのでいつもやらなければと思っています。ぜひお子さんと一緒にそういったことから取り組んでもいいかなと思います!

    2024.03.04

  • 吉田勇気 元プロボクサー 経営者 トレーナー

    こんにちは!私は元プロボクサーでサッカーは社会人リーグで戦ってました。

    プロボクサーとしての経験でいいますと、プロレベルの領域が自分に近づいてきてからは、心技体共に劇的にレベルアップしたような気がします。

    というのも、私はアマチュアの頃、プロの先輩にボディブローでよく倒されていたものです。

    経験を積み、プロの領域に近づくと嘘のように倒されなくなりました。

    これは、腹筋が強くなったというわけではなく、どちらかといえば心と技の要素が大きかったかもしれません。

    ですので、諦めずに継続すると、どこかのタイミングで飛躍的に伸びる事は確かにあります。

    アマチュアとプロ、比較にならないくらいすごいところのひとつは、継続力になるとおもいます。

    もうひとつ、サッカーはチームプレーですので、11人すべてが三笘選手のようなドリブルが出来るわけではありません。

    ここだけの話…といいながら是非拡散してほしいですが、ドリブルが苦手なプロサッカー選手も知人でいます。

    とりわけ、小中学生のヒーローはドリブルやシュートといった華やかなシーンに目を奪われがちです。

    しかし、高校や大学生など大人になるにつれ、個々の役割や特徴というものが明確になってきます。

    その自らの特徴を自己分析できているのは、意識・無意識問わずアスリートにはあるかもしれません。

    これは一件、「我」にもみえるかもしれませんね。

    「いや、オレはこれが強みだから、これで行く」のような表現をするアスリートもいるかもきっといますよね。

    我が強くても、それが正解かどうかは結果をみなければわかりませんから、未熟な年代には、師の存在も重要ですね。

    我と師、自己分析と運とも言い換えられます。チームスポーツにおいて、これもまたプロ・アマでの差になってるのかもしれません。

    僕なりの答えとしては、継続力、我、師、この3点を僕は強調したいです。

    最後にですが、お子様の進路について保守的になるお気持ちよくわかります。

    その時がきて、お子様から相談された時に率直な意見交換をする事でしか、サポートできないような気はしております。

    僕も親なのでこれは難しいですけど、なんだかんだ自分で決めた事は応援するしかできないですよね…

    今後のお子様のご活躍をお祈りしております!

    2024.02.29

  • 山根伸泉 元プロサッカー選手

    こんにちは。
    元サッカー選手です。
    私は大学卒業時にプロに入団することが出来ました。

    小、中、高、大学と進む中で自分よりうまい選手もたくさんいましたが、プロになれなかった選手もいます。

    振り返ってプロになれる、なれないの差は大きく分けて2つあると考えます。

    まず、一点目は身体的成長。
    身体能力はやはり必須かなと思います。
    成長速度はそれぞれですので小・中学校で身体能力に優れた選手は活躍しやすい傾向になりますので、年齢が上がりみんなの身体能力が整った時にプロに進めるかどうか、技術や体力、身体能力を含め競争して勝ち取る必要があります。

    2点目は精神面。
    プロになる。プロで活躍するといった決意(精神)は重要だと感じています。
    いくら才能があってもそれだけでプロになれる程甘くないですし、プロで活躍しているほとんどの選手は想像する以上の努力をしています。
    努力は精神面で決定すると思いますので、精神面が伴っていることは必要不可欠だと考えます。
    加えて努力できるというのも才能と捉えてます。

    子供の頃に才能がありそうだなというのは分かるかもしれませんが、才能が無いというのは誰にも分かりません。
    どれだけ想いを持って取り組み続けられるかが大きな差になるかと思います。

    最後に
    結果、プロになれた、なれなかったはありますけれども本気で取り組んだ時間や経験は必ず子供にとって貴重な財産になりますので、やりたいと言ったことについてはチャレンジさせてあげて欲しいです。

    2024.02.29