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スポーツ駆け込み寺

相撲界の暴力問題!?を考える

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先月2月23日、後輩力士への暴行問題で、幕内・北青鵬に引退勧告が行われました。

監督責任が問われた師匠の元横綱・白鵬の宮城野親方にも重い処分が‥

スポーツには、体罰・暴力問題が取り沙汰される事が珍しくありません。

メディアで取り上げれているのは氷山の一角なのか、実際のスポーツ現場にいる方々に詳しく聞いてみたいです。

本当の事を話しにくいとは思いますが、現場の真実が知りたいです。

  • 岸 竜太 スポーツトレーナー・鍼灸師・柔道整復師・GKコーチ

    こんにちは!サッカーのトレーナー・指導者をしています。

    結論は昔よりは減っているとは思います!でも、もちろん取り上げらえれてないこともあるとは思います!ただ、暴力や罰走などの明らかに体に対する負担が大きく精神的にも苦痛となることは減っているのは事実です。

    それは、指導者ライセンスの普及による指導者が勉強してよりプレイヤーファースト(選手の為に)が浸透してきている証拠です。

    ただ、今回取り上げられたニュースのように有名な人が関わるとこのように取り上げられますし、ニュースに上がらないだけで保護者からクレームが入り保護者会を開いたり、協会から事情聴取を受けるなどのケースは聞いたことがあります。

    昔と違う点として、第三者機構のような組織も存在し暴力根絶に対してはスポーツはより力を入れてますし、もし知り合いやそういったことに困っている方がいらっしゃったら、我慢せずに周りの人にすぐ相談するといいと思います!!

    ぜひ、大きな輪になってスポーツを楽しめる環境がもっともっと浸透するといいですね!

    2024.03.18

  • 山根伸泉 元プロサッカー選手

    こんにちは!
    元サッカー選手です。

    サッカー界の現状でお答えすると、指導者にはライセンス制度が浸透し年代に合わせてどの様に指導していくか学ぶ機会があるので、体罰を含んだ指導は激減していると感じています。
    また、その他のスポーツでも以前に比べ情報が入りやすくなっているのでスポーツ界全体を通じて指導方法は変化していると思います。

    以上のことから今取沙汰されている報道などは氷山の一角ではなく、残っている部分が取り上げられているのではと考えています。
    更に習う側が求める質により、指導者に対して知識や考え方の向上に繋がると思いますし、この様な問題とされる指導方法は減少傾向になるはずです。

    将来こういった話題を0にする為に引き続き指導力向上に取り組む必要がありますね。

    2024.03.16

  • 吉田勇気 元プロボクサー 経営者 トレーナー

    元プロボクサーです。

    ボクシング業界‥というよりも、僕が所属していたジムの話でしかありませんが、うちは平和でした。

    先生が「バカヤロー!」と言いながら頭をひっぱたく事は確かにありました。
    ただ、僕自身それをネガティブに受け取らなかったです。

    先輩らも優しくてですね、イジるという意味でよくいじめられていましたが、暴力や陰湿な行為は一切ありませんでした。

    ボクシングというのは、ジムに所属はしますが、選手同士で生活を共にすることはありませんし、皆、昼間は仕事し、夜の90分だけ練習をしにくるだけです。

    相撲の場合、生活を共にしているケースが多いでしょうから、環境要因としても発生しやすいのかもしれませんね。

    年上でも年下でも、悪い要因があると、組織そのものが悪い方向へ引っ張られがちになるのは、スポーツだけにいえたことではなく、会社でも同じだと思います。

    特に閉鎖的だとその傾向は強くなるでしょう。

    相撲という業界がもし閉鎖的ならば、環境を解放していかなければ似たような問題はまだまだ出てきそうな気はします。

    僕の周囲に暴力沙汰の事件はありませんでしたが、そうなってもおかしくないよね…という環境を改革しない限りはゼロにはならない気はしますね。

    閉鎖的な環境を作らない、作ったとしても第三者が確認できる環境下におく、そういった取り組みが求められると思います。

    2024.03.14