一年前、とある団体競技の指導者をしておりました。
競技指導者として続けたい気持ちがあったものの、結果的に給料が安すぎて持続出来ませんでした。
42歳420万円が平均的な年収目安と聞いたことがありますが、競技指導者のどこを見渡してもそのような待遇で活躍している人はしりません。
憶測でしかありませんが、経営者ですら、満足といえるような収益ではないと思います。
サービス業の待遇が、他の分野と比較し低収入ではあるのは理解できますが、あまりにも低すぎて家庭を持つ事すら、悩ましい状況におかれていると思います。
スポーツは感動を起こす、魅力的だなんて他者はいいますが、現場で働く人の現実はとても渋いです。
こういった現状、皆さんはどのようにお考えでしょうか??
私はいつかそんな業界に対して、テコ入れできるような仕事ができたらいいなと考えていますが、今のところ、なにをどうすべきかわからな状態です。
※本記事はコメンテーターや運営局が実際に経験をした、あるいは相談を受けた実体験を参考に作成しております。
そうですね、それは特に感じます。
私もサッカーの指導者やトレーナーとして生きていきたいと思い、この世界に飛び込みました。
私の場合は柔道整復師と鍼灸師の国家資格を持ち、普段は自分の整体院で勤務しながら週末や休みを利用してサッカーの現場に行ってました。
正直、行けば行くほど赤字です。時間も取られますし、賃金も低いです。
周りのサッカー指導者を見てもそうです。
でも情熱があるから現場に行く。その為に、今は自分の整体院としての活動で売上を上げて現場に出る。これが現実です。
一つは、指導者もビジネスマンです。給料がなぜ低いのかもっと考えて行動しないといけません。
恐らく、一般的なビジネスモデルの知識が低い可能性もあります。
どうしたら売上が上がるのか、その為に何をするべきか。
僕もスポーツの現場に出て思うのは、スポーツの現場の方は経営などの勉強不足もあるのではないかと考えます。
ここは、もっと違う観点から介入する必要があるのかなと思います。
2024.11.14
指導者の給与が安い。
これは間違いない事実です。
僕が思うのは、Jリーグチームもプロ野球チームも法人化して運営を行っている以上、代表者次第だと思います。
これは、一般的な会社と同じで社員にいくら出すかを決めるのは法人の代表者であるからです。
なので、実は代表者が1番指導者の給与形態が安くて当たり前でそれでも良ければ雇うよ。というスタンスなのが問題であると思います。
もっと給与を上げてあげたいなら代表者がその仕組み作り(営業)などを考えるのが当たり前です。
スポーツ界に限らずどこの会社も同じで、チームの経営者が周りの環境がと甘えているだけだと僕は思います。
2024.11.11
複数の競技事業の給与形態を聞いたことがありますが、仰る通りの事実です。
経営者でギリギリ中級(生活基本調査での中級は年収は約600万)の暮らしができる状態だと思います。
お金ではなく、やりがいと感じて初めた指導者だったはずが、10年後に生活苦という現実が生じ、葛藤が起きるのだと思います。
それが若ければ労働移動は可能ですが40代でキャリアの大半が指導者歴であった場合、労働移動を困難にします。
年収はもちろんの事、人生設計としてこのスポーツ業界に足りないものは他の産業と比較しても顕著に根が深いと思います。
僕的に解決方法はシンプルです。 スポーツを監督、指導、その対価をリーディングカンパニーらが会費を高額にすればそれで済むと思いますよ。
その為には、部活の存続をしていく施策を講じる必要があります。
なぜなら、学生達がスポーツが出来る環境自体を失うことは健康、成長という観点からあってはならない為です。
部活は税金で運営、民間は受益者負担、この差を広げれば、従業員の給料に反映できると思います。
僕のように一般的な生活者であれば、部活のようなゼロアクセスかつ無料でスポーツが出来る場はありがたいですから。
民間はクラブにおいては、正論だけでうまくいくわけがないのは前提にしておきますが、スポーツ業界に携わる経営者としての資質の影響も捨てきれないとは思います。
僕なりにこれをすればというのは先ほど述べましたが、それをどう成していくのかが、重要な気はしています。
僕はそれをキャリア構築、リスキリング、リカレント教育によって、変えていけると希望を持っていますよ。
一緒に頑張りましょー!
2024.11.11
スポーツ業界では問題として話題になりますね。
業界全体の平均給与は上がってほしいと思っていますし、続けられる環境になってほしいです。
そうなると会社の収益増は必須ですよね。
その為には意識改革が必要かなと思います。
まずは内側から。
スポーツ関連の仕事に就いている人の中には、この業界はこういうものだと割り切っている人が案外多くて、「もっとこうすれば良くなる」といった改善策を考えない。
今まで同様に続けていても今まで以上の成果なんて出しようがないですから、どうしたらニーズに応えられるか、それぞれのポジションで常に考えることが大事だなって感じてます。
ステークホルダーに対して期待以上の価値を提供していけば、自然と収益増にも繋がりますよね。
もう一つは働き方の意識です。
サッカー界になりますがヨーロッパの方でも指導者だけの給料で生活している人だけでなく、他の仕事もして生計をたてているといった事も聞きます。
指導者だけで生活出来ればベストですが、実は副業を持っているのは”一般的”なのかもしれないということですね。
次に外側、これは社会全体のスポーツ界に対する意識ですね。
私の活動している地域の経営者に教わったんですけど、企業がスポーツに出資する際、広告宣伝による費用対効果だけでなく地域活性化や子供たちへの投資なんだということです。
この様な考え方が広がればスポーツを取り巻く環境は変わるかなと思います。
加えて、スポーツ業界は経済活動や健康促進としても大きな役割を担っていますので、そういった価値にも着目してほしいです。
長々となりましたが、いつかスポーツ業界にテコ入れする時がありましたら少しでも役に立つと幸いです。
2024.11.11