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怪我との向き合い方を教えて

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学生時代にサッカー部で膝を壊し、短期で休んでは復帰し痛め、その繰り返しをしていたら、いつの間にかレギュラーを奪われました。

その膝の痛みは40代になった今もたまに出るので、辛い日もあります。

在学当時、試合に出ることだけではなく、サッカーを休みたくなかったので回復を待たずに復帰をしていたのは事実です。

でも、あの時代、怪我してしっかり休んでいた選手がいなかったようにも思えますから、タイムマシンで戻ったとしても同じことをしていたかもしれません。

良かったのか悪かったのか…こればかりは私自身の心の問題ではありますが、あと30〜40年もこの膝を使うと考えますと、あーしっかり休んでおくべきだったなと考える事があります。

プロの方やプロを目指す方であれば、その後の人生を大きく左右しかねない深刻な事態かと思います。

そんな第一線で戦われていたみなさんには、怪我に関する後悔や考え方はありますか?

休んでおけばよかった。

休まなければよかった。

タラレバかもしれませんが、今思うあの時の事、教えて欲しいです。

※本記事はコメンテーターや運営局が実際に経験をした、あるいは相談を受けた実体験を参考に作成しております。

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    2024.07.09

  • 土屋 雄二

    元スカッシュ選手です。

    私も若い頃に足首を怪我をし、しっかりと治療をせずトーナメントに出続けていた為、引退し40代になった今も痛みが出ることがあり
    、あの時ちゃんと休んでおけば良かったと後悔しております。

    痛みがある時は良いパフォーマンスは絶対に出せません。
    まずはしっかりと休む事をおすすめします。

    2024.06.19

  • 山根伸泉 元プロサッカー選手

    元サッカー選手です。

    怪我は完治してから復帰するというのがベストです。

    怪我を抱えながら我慢してトレーニングしても効果は落ちますし、他の怪我を誘発したり、ご経験された通り怪我を繰り返すことに繋がります。

    そうは言っても判断は難しいですよね。

    私の場合、怪我に悩まされることはなく選手の晩年に大怪我はしたものの1ヶ月くらいの怪我が数えるほどでした。

    それ以外の怪我はやりながら治せるでプレーしてましたね。
    今思えば運が良かっただけかもしれません。

    怪我に対する正しい知識と空気感というのは大事だと思います。

    チームメイトに対し危機感は感じてしまうものですが、それは治してから勝負しなおせば良いんです、ただ、監督の目を気にしてとかだと違うかなと思いますね。

    しっかりと治してから復帰するのが当たり前の認識になって欲しいです。

    そうすれば危機感のあまり無理をして怪我を繰り返すといった本人の将来に関わるようなことが減少するのではないかと思います。

    ただ、大事な試合で万全な状態ではないにしろ監督が必要と判断して試合に使うとなれば怪我を押して試合に出ますね。

    やはり試合には出たいので。

    昔に比べ情報量も知識量も上がっている今であれば子供たちにとってより良い環境で成長して欲しいと思います。

    終わりに…自分達が過ごした時代は良かったとも思っています。
    厳しい経験を経たからこそ得られるものも大きいので。

    2024.05.31

  • 吉田勇気 元プロボクサー 経営者 トレーナー

    僕も怪我はあります。

    プロボクサーになる前の話ですが、ギックリ腰になった翌日に痛くてチカラが入らないのに無理し、腰椎椎間板ヘルニアを発症。

    肘もわずかな麻痺の後遺症が残るほどの怪我をしています。

    これらの怪我の根源のひとつである、考え方、教育、マインドについてコメントするのであれば、責任感の価値観は排除出来ない気がします。

    責任感、僕の好きな言葉です。
    しかし、それによって怪我をしてしまうならば、その価値観を再考する機会があっても良いかもしれません。

    怪我の後悔は、顕在化させるのが難しそうな気はしています。
    みんな頑張って練習してきた歴史がありますから、自らを肯定しているはずです。

    僕だって肯定していますけど、部活でやっていたようなことを、職場に置き換えてみてください。
    沢山の人が否定しまくりそうですよw

    なので、良くも悪くも「肯定」というマインドセットがされている状態だと思います。

    僕の話でいえば、腰を痛めたのは後悔していますよ。
    だって、1週間休んだとしてもプロボクサーを目指していた情熱は失われないし、それがきっかけでプロになれないこともないでしょう。

    自分との約束を守る責任感は確かにありましたけど、しっかり休むという辛い決断も責任感ですよね。

    これを教えてあげれるのは、やっぱり大人なんだと思います。
    双方の責任の価値がありながら、最後に決めるのは本人。
    これがベストじゃないでしょうか。

    2024.05.31

  • 岸 竜太 スポーツトレーナー・経営者・鍼灸師・柔道整復師・GKコーチ

    スポーツトレーナーをしています。

    私もその悩みを抱えていました。中学生から度重なる怪我で、思うようにプレーできませんでした。
    腰痛・膝痛(手術)・股関節痛・疲労骨折・脱臼・足首捻挫など数え切れません。。。

    今思うと、その当時は痛みに対するアプローチが主のためなぜ怪我を繰り返すのかと教えてくれる人はいませんでした。医学の進歩により、今はだいぶ変わったと思います。

    もし私が戻れるなら、休みながら自分の身体の弱点を克服します。それが結果として、怪我の予防やパフォーマンスアップに繋がると勉強して思ったからです。

    だからこそ同じ過ちを繰り返さないように、痛みを抱えている選手や患者さんには痛みを繰り返さない身体になってもらうように施術していますし、少しでも正しい情報を発信したりしています!

    後悔がない人なんていないと思います。でも、その経験があったからこそ今を大切に膝に対しての向き合い方や、同じ境遇で悩んでいる選手がいたらアドバイスしてあげてください。

    2024.05.31

  • 松ヶ枝 泰介 元サッカー選手

    元サッカー選手です。
    プロの第一線で活躍する人は、みんな怪我に強いです。みんな責任感が強く、チームの為に無理してでも試合に出ています。そんな姿を僕も見ていました。
    というのも、僕は怪我が多くリハビリしている時間が長い選手でした。ただ、その事で後悔はなく外から見えていた景色(第一線のプレーヤーのリアル)が今となっては貴重な経験だったと思えています。
    僕が知っているプロ選手は怪我のリスクも承知で決断していたので、後悔をしている話は聞いた事がありません。そこから何かしら学べた事を次に活かしています。
    僕はリハビリが長かった分、トレーナーさんやドクターさんと話す機会も多く、『最後に決断するのは選手だから』という言葉が今でも頭に残っています。お互いプロとして会話をし、最後には選手が決め、それを全力でサポートする。これが僕の経験したプロの世界です。
    人間なので、あの時こうしていたらどうなってたかな?とはみんな思う事はあると思います。
    ただ、それを後悔している人は、逆の選択をしても後悔していると僕は思います。
    過去の自分の決断を褒めてあげられる自分でいたいですね。

    2024.05.30